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NISMO FESTIVAL 2014
Posted by | December 3, 2014

先日のアップデートでGPSビジュアライザー及びデータロガーが「Nissan Connect NISMO Plus」に対応しました。現実のサーキットを走行した車両情報を基に走行データを解析することが可能。現在対応しているコースは、富士スピードウェイ、ニュルブルクリンク、ラグナセカ・レースウェイ、ウィロースプリングス レースウェイ。

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そのお披露目の場となったニスモフェスティバルでは、事前に松田次生選手が走行した実車データのゴーストにルーカスが挑戦! 「プロのレーサーがグランツーリスモで走ったタイムに挑戦!」という企画は度々開催されておりますが「プロのレーサーが現実の世界で走行したデータに挑戦!」という試みは前代未聞! 結果は僅差でルーカスの勝利! 自分が走行したデータをバーチャルの世界を通して客観的に見るのは不思議な気持ちになりますね。GT-R NISMOのオーナーが羨ましい限り。

NISMOは今年で創立30周年という節目の年。会場の富士スピードウェイには数々の名車が展示されました。歴代GT-Rはもちろん、2014年のスーパーGTでチャンピオンを獲得したGT-R、GT6でブラッシュアップされたR390GT1も登場。このイベントの目玉企画でもある同乗走行で助手席に乗れた人は本当にラッキーですね。まるで日本版グッドウッドフェスティバルみたいな雰囲気すら感じ取れます。

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2014年のD1GPを大いに湧かせた川畑真人選手のGReddy35RXがサプライズ出演。1000psオーバーのスペックにも驚かされますが「トヨタ自動車の豊田章男社長も同乗したことがある!」という肩書きも凄いですね。大迫力の白煙を巻き上げながら観衆を盛り上げました。35 GT-Rは高価な車両なので、過去のGT-Rのようにチューニングされた車両はあまり多くありません。しかし、ドリフトの世界で日米Wタイトルを獲得した経歴を持つ斉藤大悟選手のドライブでFormula Drift参戦が発表されています。 GT-Rがドリフトの世界までも席巻する日は近いでしょう。

そんな爆音で満たされるサーキットで、ふと会場で耳を澄ましていると「あ!これグランツーリスモのクルマだ!」「これGT4の時によく使ったなー」というお客さんの声が聞こえました。実は私も富士スピードウェイに到着した瞬間から感じていたグランツーリスモのガレージに飛び込んだかのような世界観。

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特にこのクルマには思い入れが強いGTプレイヤーも多いでしょう。NISMO 400Rはグランツーリスモ1で「最大かつ最後の難関」とされた国際A級ライセンスをオールゴールドでクリアすると獲得できるプレゼントカーでした。

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こうやって目の前で実物を見ると当時を思い出します。プロのレーシングドライバーからもいまだに愛されているNISMO 400Rのオーラを感じ取りました。

2015年にプロトタイプカーの最高峰LMP1クラスからWEC及びル.マン24時間耐久レースにエントリーすることが発表された日産自動車。GTアカデミーのドライバー達がルマンで活躍する姿を2015年も見てみたいですね。

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ここで、今回来日を果たした4名のドライバーを紹介いたします。

ルーカス・オルドネス

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GTアカデミーといえばこの人! GTアカデミー初代チャンピオンのルーカス。初参戦した2011年のル.マン24時間レースでLMP2クラス2位という快挙。2013年にはブランパン耐久シリーズ Pro-Am クラスチャンピオンまで登り詰めた。2014年は日本のスーパーGTにフル参戦。第7戦タイでGT300クラス初優勝という成績を残しました。

 

ヤン・マーデンボロー

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2011年に開催されたGTアカデミーヨーロッパチャンピオン。2014年はF1への最短ルートともいわれているGP3に参戦しシリーズランキング9位。インフィニティ・レッドブルレーシングのドライバー育成プログラムにも参加。

 

ウォルフガング・ライプ

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2012年に開催されたGTアカデミーヨーロッパチャンピオン。2014年のル.マン24時間ではルーカスと共にNissan ZEOD RCをドライブ。

ニュルブルクリンク24時間、スパ24時間、SUPER GT 第6戦 鈴鹿1000kmに参戦。

 

アレックス・バンコム

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GTアカデミーのドライバーと同じマシンに乗っていることが多いので、GTアカデミーから育ったドライバーだと思われがちなアレックス。実は彼の本業はGTアカデミーから輩出されたチャンピオン達をレース現場でサポートする指導役。2014年はバサースト12時間を始め多くの耐久レースに参戦。

今回来日した4人を並べただけでもすごいドライバーが誕生したのだなと感じますが、卒業生一覧を改めて見てみると、この中からF1チャンピオンが誕生する日も意外と近いかもしれませんね。

そしてバーチャルの世界に戻ってきた4人がGT-R GT3でバトル!

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アタック中のドライバーのタイムに対して、まるでアーケードゲームで盛り上がる少年達のような子供らしい無邪気な表情をするGTアカデミーのドライバー陣。

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「ルーカス! クールダウン!」と言いたくなるくらいドライバー陣がエキサイト! アレックスの走りに対してルーカスが覚えたての日本語で「速いねー(HA.YA.I.NE)」と突然喋りだし、会場全体が爆笑の渦に包まれました。

そんな愉快なアカデミー劇場の勝負の結果は?

午前はウルフ、午後はルーカスの勝利でした。さすが初代GTアカデミーチャンピオン!

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子供のような一面も垣間見えますが、マシンに乗り込めば一流のレーサーです。ニスモフェスティバルではGT500のマシンテストも行い、着実にステップアップを果たしております。

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これからも彼らの成長を見守っていきたいですね。

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そして世界を代表するGTプレイヤーといえばこの人なしには語れません! SKYLINE GT-R(BCNR33)を所有する日産フリークの「YAM23」を発見しました。

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グランツーリスモ公式オンライン大会が本格的に開始された2005年から、数々のタイトルを手中に収めてきた「GT界の絶対王者」ともいえる存在。彼の初優勝はグランツーリスモ4で開催されたル・マン24時間耐久レース参戦記念大会でした。今回は輝かしいトロフィーの一部を持ってきてもらいました。

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そんな無敵の王者ですが、先日開催されたRed Bull 5G東日本予選でまさかの敗退。そのイベント直後、「グランツーリスモの表舞台から一旦身を引く」という宣言をした彼。約10年というGT公式大会の歴史の中で、常に最前線で戦い続けた彼に畏敬の念を抱かずにはいれません。2006年に開催された日本一決定戦で勝利した時のコメント「今はダレが来ても受けて立ちたい!」というコメントを残しました。

そして2014年11月、戦いを終えて彼は言いました「最高峰の戦いは本当に楽しい。それだけに最後は勝って終わりたかった。そしてルーカスとも現実の世界で戦ってみたかった!」どうやら彼の熱いファイティングスピリッツは燃え尽きていないようですね。

頂点の場で彼と対決したかったプレイヤーには残念なニュースですが、彼のスピリットは次世代に受け継がれていくでしょう。

お疲れ様でした!

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