PIT STOP

GT-Rは青かった
Posted by | July 9, 2014

お久しぶりです。日本へ帰国後もFormula Drift Japan、Offsetkings等ジャンルを問わずカーカルチャーを追い続けるEXPです。
一足先に完結していた七澤さんとは対照的に、滞っていたニュルブルクリンク 2014のレポート再開です。(「EXP」といっても特急感が皆無ですね…)

この頃マシンは青かった…6月18日(水曜日)

exp_nur05_06

本来シュルツモータースポーツはGTアカデミーのTeam RJNと同じピットボックスの予定だったのだが、事前のVLNで発生したピット火災の影響で「同一ピットボックスでSP9クラスの車両は2台まで」という新たなレギュレーションの影響を受けた。しかし引っ越し先の隣のピットは謎の中年レーサー「モリゾウさん」が所属するGazoo Racing御一行というのは偶然か。モリゾウさんはアストンマーチンの社長とも仲良しで、数年前のVLNでは互いのクルマを交換してレースに参戦したくらい大のモータースポーツファン。しかしその正体は謎に包まれたままである。ドリフトも上手いらしい…ますます謎である。

exp_nur05_04

そして日本以外からのファンも多いSTIは今年新型を投入し、未知の開発に着手。普通のレーシングカーならば当たり前の「シーケンシャルミッション」を初めて投入。今までの市販車ベースの車両開発とは違ったネクストレベルの速度域への挑戦。それはドライバー陣にとっても高速化された車両への適合能力も試される。ここ数年のライバルはFF化されたアウディTT-RSだ。本来であればAWDをブランドイメージとして掲げる両社の4WD対決を見てみたいものだ。

exp_nur05_05

ルーカスを筆頭としたGTアカデミーのメンバーがドライブするTeam RJNのピットボックスの同居人は、時代を感じるオペルアストラ。でもこのアストラもチームにとっては大切なレーシングカー。(前日のツーリスト走行で走って分かった下位クラスのチームへの敬意…)

exp_nur05_14

シュルツのパドックテントでは、実車開発とバーチャルの世界を繋げるキーパーソンが山内さんと今年の車両の仕上がりについて話し合う。今年のマシンのトップスピードは昨年よりも向上したとのこと。

exp_nur05_08

ラウンジに戻ると日本最速ランカーでありながら自動車工学も熟知した山田君と開発の難しさを話し合う山内さん。その会話はビデオゲームの話の内容とは思えない専門用語が飛び出してくるから驚かされる。

exp_nur05_09

その後、デュッセルドルフの日本人街に買い出しに行くも「今からアデナウでパレードがあるから至急戻ってくるように!」という指令が出て即刻リターン。その距離片道約130km…(日本で例えると東京から富士スピードウェイくらい…) 。

exp_nur05_10

2008年にGTTVで有料配信されていたので、その雰囲気を楽しみにしていたアデナウの街でのレースカーによるパレード。地元警察による道路封鎖が開始された。驚いたことに周りを見渡せば日本人メディアだらけ。そして向かいのレスランにはSTI御一行様達がランチ中だったりして、一瞬だがドイツに来てることを忘れそうになる…。

exp_nur05_11

遂に見えてきた青いヤツ!そんなGT3カーの前を走るのはレーストラックでも公道でもアウディのマーシャルカー…つまり世界最速のクルマはアウディのマーシャルカー?

exp_nur05_01

バーチャルの世界で見慣れた車両が街中を走るというシュールな光景を目の当たりにし、「グランツーリスモのフォトトラベルみたいだ!」と皆声に出す。

exp_nur05_02

exp_nur05_12

特設ステージでの車両紹介を済ませ第1グループはサーキットへ戻っていく。こぼれ話としては本来STIも第1グループでパレードする予定だったのだが、出発前にピットでエンジンルームから煙が上り第2グループでの走行に。どうやらパイピングのテープの糊が揮発して発生したスモークだったとのことで大事に至らなかったが「新車らしい」トラブルだ。

exp_nur05_13

「全車どうか無事に帰って来てくださいね」とこの時は祈っていたが、レース後の今あらためて見てみるとこの画像でフレームインしているBMW M235i Racingもレース開始早々にアクシデントで痛々しい姿になってましたね… 。

exp_nur05_03

ピットに戻ると不安を払拭するこの笑顔はTwitterの日産自動車アカウント「NISSAN_MS」中の人。前週はルマンでライブレポートを行い日産をグローバルにPR。時々見かけるあの熊のヌイグルミ。実は大切にジップバッグに入れて携行されているという驚きの発見!几帳面さが窺える1枚です。

exp_nur05_15

祭りの前の静けさなのか、ニュルブルクリンクのレース前は至って穏やかな空気が流れる。

その夜、遂に北コースへの“侵入”に成功。侵入と言うと人聞きが悪いが、実は公式に「サーキット営業をしていない時間はコースに落書きしてよい」というルールがある。

exp_nur05_16

exp_nur05_18

ペンキを持ってこなかったのが悔やまれるが、いつか北コースへの落書きを実現させてみたい。ただここ数か月で北コースの舗装はかなり改修されており、落書きされていない箇所も増えている。そのグリップ感の違いを山内さんに聞くと「新しい舗装の方がグリップが高い」との事だ。以前「落書きの色によってグリップが違う」という発言もされていたが、それはニュルブルクリンクを走り込んだ者のみ感じ取る事が出来る領域なのだろう。

「そんなとこで寝ちゃダメですよー」と言いつつ自分も縁石と添い寝して「ニュルとベッドイン」してみると同行していたポリフォニーのクルーも真似して寝る…そしてその後携帯を紛失…はしゃぎ過ぎは良くないですね(笑) 。

exp_nur05_17

exp_nur05_19

実はその携帯、レース後に無事に発見されホテルドリントに届けられていたという驚愕の事実。一見すると無法者に見えるニュルブルクリンクの侵入者の優しさですね。

 

PIT STOP

Recent Posts

Categories