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SEMA 2014 and GT Awards in Las Vegas
Posted by | November 13, 2014

皆さんこんにちは。気が付けば8月のペブルビーチからずいぶん時間が経ってしまってごめんなさい。ひさびさのポストは、アメリカのネバダ州ラスベガスで行われたSEMAショー、そしてGT Awardsの模様をご紹介します。ラスベガスといえばカジノですが、GT4をプレイした方は無数のイルミネーションが輝くラスベガスストリップのドラッグコースを覚えている方も多いと思います。

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僕らはちょうど1週間前に秋の深まる日本を発ち、街中にクリスマスイルミネーションが暖かく光を放つ初冬のヨーロッパでいくつかの仕事をしてからこの街へ移動してきました。そのせいか、容赦なく目と肌を突き刺してくる砂漠の白い太陽と青い空、極彩色につつまれ、欲望や快楽そのものが街全体を動かしているような雰囲気によって、自分がこの街に立っているリアリティをうまく感じることができずにいました。

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SEMAとは、Speciality Equipment Market Assosiationの略で、バイヤーやメディアを対象にした、アフターマーケットパーツのビジネスショーです。毎年11月の初旬、4日間に渡ってラスベガスのコンベンションセンターで開催されています。SEMAショーはいまから40年以上遡る1967年、ロサンゼルスのドジャーススタジアムで始まり、その後アナハイムに移って、1977年から現在のラスベガスで開催されるようになりました。一年を通してさまざまなビジネスカンファレンスやトレードショーが開かれているラスベガスでも、SEMAは最大の規模を誇っているとのことです。

こうして会場に並んでいるクルマを見渡すと、砂漠の真ん中に街を作ってしまうような圧倒的なパワーと、抑制のない自由で突き抜けた印象は、アメリカのカスタムカーカルチャーと切っても切れない関係にあるように思います。

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2002年、グランツーリスモ3をリリースした後に、私たちはSEMAショーにGT Awardsという賞を設けました。以来今年で12年目になります。北米の自動車業界の方やジャーナリストたちと共に、5つのカテゴリー(ベストトラック・SUV、ベストアメリカン、ベストホットロッド、ベストヨーロッパインポート、ベストアジアンインポート)の中から最高のショーカーを選び、最後に山内がその5台の中からベスト・オブ・ショーを決めます。そのウィニングカーはグランツーリスモに収録され、世界中のプレイヤーがドライブできるようになるというコンセプトの賞です。

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過去にベスト・オブショーを獲得してGTに収録されたクルマたち

過去にベスト・オブショーを獲得してGTに収録されたクルマたち

それでは、2014年SEMA GT Awardsの各カテゴリーのウィナーをご紹介しましょう。

まずはベストトラック・SUV:審査員はオフロードレーサーのレジェンド、Ivan “Ironman” Stewart

実はこのクルマは、もともとHPI CustomsのオーナーTyler Scarfeさんの父であるBill Scarfeさんが所有していたのですが、カスタムの途中で何年も放置されていました。最終的にはTylerさんがBillさんからこれを譲り受けることになったのですが、今年のSEMAをめざして彼のチームが6ケ月かけてこのクルマをイチから完全にカスタムしなおし、今回サプライズギフトとしてBillさんへもう一度贈り返されたという親子の素敵なストーリーがありました。

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キュートでクラッシックな外観からは想像できないくらい現代風にアレンジされたコックピット。ステアリングにはパドルシフトが付き、エアコンも完備です。

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続いてベストアジアンインポート:審査員は自動車デザイナーのTroy Sumitomo氏

GReddyは2年連続、そして今年で3回目のGT Awardを受賞。
海外ではゴジラと呼ばれるGT-Rがさらに筋肉をつけて獰猛になっています。ツインターボで馬力は1000HP以上!

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ベストヨーロッパインポート:審査員はポルシェのレストアを手がけるMagnus Walker氏

会場に集まった他のクルマに比べると、ゴルフというベースカー、意図的に抑制されたスタイリングと740HPのアンバランスさにHPA Motorsportsの美学を感じます。ちなみに彼らは過去に2度もベスト・オブ・ショーを獲得しています。

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ベストホットロッド:審査員はホットロッドマガジンのRobert MacGaffin氏

個人的に今回一番刺激を受けたのがこのクルマです。Luts Race Carsの、1957年Chevy Bell-Air。
まるでおじいちゃんが美容整形して、さらにプロテインとボディビルで筋肉を限界まで増強したような姿。なんと馬力は3500HP!あまりに数が大きすぎて、このクルマがどうやって加速するのかまったく想像できません。

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ベスト・アメリカン:審査員はMotor TrendのErick Ayapana氏、ベスト・オブ・ショーは山内一典

そして最後はアメリカ国産車カテゴリーのウィナー、The Roadster Shopが手がけた1970年、Chevy Camaro Rampage。
今回のベスト・オブ・ショーに選ばれました。おめでとうございます!GTに登場するのが待ち遠しいですね。

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表彰式は、クロムウェルホテル内のDrai’s ナイトクラブで開催されました。
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GTガールズ!
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表彰式会場を沸かせたのは、カリフォルニアのパンクバンド、Social Distortion
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