8月14日に開催された「LGDA (LEXUS GT DRIVERS ASSOCIATION) 夏祭り2016」は、スーパーGTで活躍するレクサスチームのドライバーによるトークショーや、ピットクルー気分が疑似体験できるGT500マシンのタイヤ交換作業、パッセンジャーライドなど、大人から子供まで楽しめるイベントとしてモータースポーツファンを魅力しました。
このイベントでは、『グランツーリスモSPORT』の試遊体験も開催され、昼と夕方の2回、ジャンケンで選ばれた3名の一般来場者が憧れのレーシングドライバーに挑戦する権利を獲得しました。中にはお子さんを膝の上に乗せてドライブする親子の姿もあり、 『グランツーリスモSPORT』がテーマのひとつとして掲げたキーワード「“7 to 77” (7歳から77歳までが楽しめる)」を感じさせる瞬間でした。
参加ドライバー
⼤嶋和也選手(TEAM LEMANS WAKO‘S)
アンドレア・カルダレッリ選手(TEAM LEMANS WAKO‘S)
平⼿晃平選手(TEAM SARD)
ジェームス・ロシター選手(TEAM TOM‘S)
石浦宏明選手(TEAM ZENT CERUMO)
夕方に行われたレース2では、脇阪監督がMCとして参加してくれました。レースに集中するドライバーにマイクを向けてドライビングを妨害します(笑)。たとえプロとはいえ、ドライビング中は無口になってしまいますね。
オーディエンスの大爆笑を誘ったのは、ニュルブルクリンク北コースのドッティンガーストレートでのカルダレッリ選手と石浦選手の攻防でした。必死に身をかがめて空気抵抗を減らすカートスタイルのドライビングになってしまうほどのドッグファイト。しかし石浦選手はコントロールラインの手前でカルダレッリ選手にわずか届かず!
カルダレッリ選手はニュルブルクリンク北コースの走行経験がないにも関わらず、1日通して他のドライバーを圧倒する速さをみせました。レーシングドライバーが初めてプレイする『グランツーリスモSPORT』のフィーリングが良好であることの一つの証になったかもしれません。
「トヨタWRC参戦の系譜」が開催中!
現在メガウェブのヒストリーガレージでは、 9月4日(日)まで「トヨタWRC参戦の系譜 ~2017年新たな挑戦へ~」と題した特別展示が行われています。
WRC(世界ラリー選手権)の黄金期を駆け抜けたラリーカーが集まるその光景は圧巻のひと言。往年のラリーレジェンド「ビヨン・ワルデカルド」、「ユハ・カンクネン」が操ったGr.Bセリカ ツインカムターボ(TA64)のスクエアなデザインは、今見てもクールなデザインですね。
開発中のヤリス (日本名ヴィッツ) WRC テストカー (8月23日までの限定展示) や、幻のラリーカーとも呼ばれるMR2 (222D)の展示も見逃せませんよ。
メガウェブを訪れた際にぜひ訪れていただきたいのがフードエリアのルーキーカフェ。ニュルブルクリンクへ行ったことのある方にはお馴染みのソールフード「カリーブルスト」を食べることができるのです。今回の取材では知らずに立ち寄ったので、思わず2パックもテイクアウトしてしまいました。
夏休みも残りわずかとなりましたが、ぜひご家族で足を運んでみてはいかがでしょうか。
※『グランツーリスモSPORT』の体験試遊は現在は終了しております。メガウェブでは引き続き『グランツーリスモ6』の試遊が体験いただけます。