本日からの宿泊施設は長期滞在用コテージLindner Ferienpark Nürburgring
部屋にバストイレ付きという、とても快適な環境でPit Stop Blogの執筆を開始。因みにクーラーは無し。
山内さんに「君はなんでこんな寒いのに半袖なの!?」と言われるくらい私は極度の暑がり。出発する前のヤスキチさん情報で「ちゃんとしたダウンじゃないとダメ」と聞いていたのだが…
とりあえず窓を全開に。いくら山の中で夜は涼しいと言っても、周辺の人はどうやって夏を過ごしているのか謎である。
グランツーリスモ内のコースオブジェクトとして描かれているニュルブルクリンクのジェットコースター。ゲーム内では可動オブジェクトとして再現されていないのだが、実は現実の世界でも動いていないのである。その理由とは…
テスト走行の際にリンクベルクの建物に突入した瞬間、風圧で建物のガラスが割れてしまい、再開の目途が立たず終了。緻密なドイツ人らしからぬ設計である。
建物内を貫通しているレールも当時のまま放置されている。
パドックにはレースカーが続々と集結し、静まり返ったニュルブルクリンクに心の高まりを感じる。
ニュルブルクリンクのアイドル、オペルマンタ。ニュルブルクリンク24時間耐久レースはレギュレーションで製造されてから一定の年数を超過した車両の参戦は禁止されており、当然オペルマンタもそのレギュレーションに引っかかっているのだが、当たり前のように毎年参戦している。誰に聞いてもその理由を教えてくれないので、何方か「オペルマンタ参戦の謎」教えていただけませんか?
実際に生で見る「モフモフ」は想像していたよりも大きく重い。しぶとく生き残るマンタに注目だ!
車内には謎のヌイグルミがタイラップで縛り付けられている。こんな細かい要素は実際に現地に来てみないと分からない。
日が長いので気付けば夕飯の時間に。日本最速ランカーのドライビングで、ニュルブルクリンク最速の女性レーサーとして有名な、サビーネ・シュミッツさんのイタリアンへ
BBC Top Gearにて放送された北コース対決で、ジェレミーのジャガーが出したタイムに、サビーネが商用バンに乗って挑んだ企画も記憶に新しい。
本戦でもサビーネ姉さんの走りに注目だ!
メニューに「石に胡椒をかけないで」という注意書きがある。何故かと言うと、胡椒が熱で気化してペッパースプレー状態になるそうなので、間違っても胡椒を振り掛けないように。
ドイツのご飯は、とにかくチップス(フライ)とポテト(マッシュ)の量が多い。日本人にとってのお米のような存在なのだろう。そしてサラダの量も信じられないくらい多い。
そろそろホテルに帰るかな?というタイミングで、今年のルマン24時間でLMP2クラストップ走行中にトラブルで惜しくも勝利を逃した、GTアカデミーのマーク・シュルジッツスキー選手が偶然登場!即席の記者会見場状態に
マーク・シュルジッツスキー選手は、ニュルブルクリンクの開催されたGTアカデミードイツのゲストとして参加。バーチャルとリアル、ちゃんと繋がってます。
今年のチームシュルツのドライバーは、シュルツ兄弟と山内さん加え、GTアカデミーのファイナリストでWECやルマンにも参戦しているジョーダン・トレッソンが搭乗している。山内さんのジョーダンの評価は「タフで大食い!」「アスリートにとってエネルギー効率を高めるという事は大切で、食べる量を増やせばそれをエネルギーとして燃焼出来る。なので食べるという事はとても大切」
先日もジョーダンはニュルブルクリンク北コースをナイトランニングしていた。本当にタフなドライバーだ。
いよいよチームシュルツが動き出す…