皆さんは生きているうちにやっておきたいことをリストアップしたことがありますか? 英語圏ではそのリストのことを「バケット・リスト」と呼びます(たしか同名の映画がありましたね)。
もしあなたがクルマやバイク、そしてレースが大好きだったら、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードをそのリストに入れることは、十分に価値があると思います。
昨年もこのブログでその模様をお伝えしましたが、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードには、毎年、象徴となるモニュメント(セントラルフィーチャー)が、たった3日という開催期間だけのために建設されます。そしてこの巨大なモニュメントには、ながく各自動車メーカーの歴史や栄光を象徴するクルマが飾られてきたのです。 (続きを読む)
ニュルブルクリンクから戻って約1週間後、私たちはデトロイトとパリで2台のビジョン グランツーリスモのセレモニーに参加するため、再び日本を後にしました。
その前に、私たちはひとつ用事を済ませるためニューヨークに立ち寄りました。私にとってニューヨークといえばGT4。GT4では初めてフォトモードが登場し、ブルックリンブリッジのたもとからマンハッタンの夜景をのぞむウッドデッキを再現しました。GT4のオープニングにもFord GTとともに登場したことを覚えていますか? (続きを読む)
皆さんこんにちは。そしてずいぶん遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
今、私たちは第30回フェスティバル・オートモビル・インターナショナルに参加するため、パリに来ています。
花の都、光のまち、などといわれるパリですが、残念ながらこの時期は1年のうちでもっとも暗くて寒い季節です。私たちが到着したときには雪も散らついていました。これが年末であれば、街にはクリスマスイルミネーションが輝き、ショッピングを楽しむ人々で溢れかえっていたことでしょう。とはいえ、到着した日はパリファッションウィークの直後だったようで、パリの中心部に近い通りやカフェは、バイヤーやブランド関係者と思しき人たちで賑わっていました。
皆さんこんにちは。
先月はLAオートショーで、シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモがついにアンヴェイルされましたね。GMブースで行われたプレスカンファレンスのステージでは、山内さんがGMの皆さんと一緒にフルスケールモデルのアンヴェイルを祝ってきました。
皆さんこんにちは。気が付けば8月のペブルビーチからずいぶん時間が経ってしまってごめんなさい。ひさびさのポストは、アメリカのネバダ州ラスベガスで行われたSEMAショー、そしてGT Awardsの模様をご紹介します。ラスベガスといえばカジノですが、GT4をプレイした方は無数のイルミネーションが輝くラスベガスストリップのドラッグコースを覚えている方も多いと思います。
今から64年前の1950年、カリフォルニア州モントレー、ペブルビーチ周辺の森の中の公道を閉鎖して自動車レースが行われました。そして、そのレースに参加するドライバーたちによるレースカー自慢がきっかけとなり、この半世紀以上の歴史を持つ自動車のコンクールがはじまったと言われています。”Pebble Beach Concours d’Elegance”とはフランス語で、直訳すると“華麗さのコンクール”という意味になります。
前回に続き、シルバーストンのレースキャンプに集まったナショナルファイナリストたちを紹介したいと思います。
Alex Porazinski(アレックス・ポラジンスキ/36歳) 2014年 イギリスファイナリスト
GTアカデミーはプロのレーサーになりたいという自分の夢をかなえてくれる唯一の道だと思い、第1回の2008年大会から2012年まで毎回チャレンジを続けてきたそうです。国内では常にトップ10付近に残っていたけれど、レースキャンプまでなかなかたどり着くことはできませんでした。
最高のグランツーリスモプレイヤーは、現実のレーシングドライバーになれるのか?
2008年に欧州で始まったGTアカデミー。リアリティTVショーをベースにしたこの画期的なドライバー発掘プログラムは、ウィナー決定直後のドバイ24時間レース、続いてル・マン24時間レースの表彰台に立ったルーカス・オルドネスの活躍によってその可能性が証明され、2011年のウィナーであるヤン・マーデンボローは「はたしてゲーマーがF1ドライバーになれるのか」という問いに答えられるもっとも有力なドライバーといわれています。 (続きを読む)
ニュルブルクリンク24時間レースが終わって2週間が経ちました。日本はあと2~3週間ほどすると蒸し暑い梅雨が明け、連日30度超える夏本番を迎えます。ふとカレンダーを見ると今日は金曜日、時間は午後2時。ドイツとの時差を計算すると、ちょうど2週間前の今頃は、Top30予選になんとか間に合わせようと必死にクルマを修理していた時間です。 (続きを読む)
6月27日、昨日の日産ブースに続き、もう一台ヴェールのかかったクルマがグッドウッドに登場しました。イギリスのスポーツカーブランドであるアストンマーティンが、彼らの母国でDP-100 Vision Gran Turismoを発表するのです。朝早くからブースの前には、アンヴェイルを待ち構えるたくさんの人だかりができています。 (続きを読む)