金曜日を迎えました。本来であれば予選を走っているはずの時間に、僕らのクルマはまだテントの中でした。しかし、夜通しの復旧作業を行っていたメカニックたちのためにガレージテントへ朝食を運んでいったスタッフは、その姿を見て驚きの声をあげました。
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ニュブルクリンクというサーキットは、F1が開催される全長5.1kmのGPコースと、全長20.832kmの北コース(ノルドシェライフェ)の2つに分かれている。世間的にニュルブルクリンクと言えば自動車開発の聖地として有名な北コースの事を指す。1周20キロという距離は、日本の首都高速環状線1周よりも長い。最も距離の離れているポイント同士で比較すると、芝浦ジャンクションがフラッグプラッツで、箱崎ジャンクションがカルーセルと言った感じだ。その驚異的なスケール感をお分かり頂けるだろう。
その北コースは「ツーリスト」というシステムで、マイカーや専用の安全装備を施したレンタカーで走行可能な時間帯がある、世界でも珍しいサーキットである。 (続きを読む)
木曜日、いよいよ走行が始まりました。今日は公式練習と、予選の一回目。ラウンジにも続々とお客様がいらっしゃいます。海外のお客様にも身振り手振りでおもてなし。 (続きを読む)
想像以上に過酷だった成田→フランクフルトの空路移動は11時間半の長旅。 (続きを読む)
今年で7年目を迎える、ニュルブルクリンク24時間レースへの挑戦。例年3月頃からVLN耐久シリーズへ数戦参加しながらクルマを作り上げ、年に一度の24時間レースを本番として活動しています。この戦いの現場は、レースカーづくりに関わるさまざまな要素の実験場として、グランツーリスモの開発に大きな貢献をしてきました。
その一方で、このレースへの参加は、私たちポリフォニー・デジタルのチームメンバーにとっても非常に有益な活動の場になっています。出発前の準備にはじまり、20名以上のメンバーと共にドイツまで移動し、空港でレンタカーをピックアップし、アウトバーンをドライブしてサーキットに入り、決勝レースが終わるまで朝から晩まで共同作業を行うことになります。
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はじめまして。EXPと申します。
5月初旬に山内さんから「GTユーザーの視点からニュルブルクリンクをリアルに体験してみない?」、そんなオファーをいただいてから話が一気に急展開。
グランツーリスモというバーチャルの世界で詰め込んだニュルの知識を、現実の世界に投影するとどうなるのか?というテーマで綴らせていただきます。 (続きを読む)